るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 ネタバレあり

本の紹介

90年代後半のジャンプの傑作漫画「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」 和月伸宏作読書時間:1時間×14日
オススメ度(5段階評価):5
#バトル漫画#友情#成長

はじめに

ワンピースの今後の展開を考える上で、この漫画は読んでいたらより楽しめると聞きました。ワンピースの作者尾田栄一郎氏は和月伸宏氏の元でアシスタントをしていたとのことです。一説には赤髪のシャンクスは剣心をモチーフにしているとか。そしてルフィー(尾田氏)がシャンクス(和月氏)を超える物語になっているとか。(^^)/

概要

舞台は明治日本。幕末の名残が少し残り混沌とした雰囲気があります。
バトルあり、感動あり、成長ドラマありの物語です。剣心の物語でもあるのですが、明神弥彦という見習い剣士の成長物語でもあります。バトルは基本的に1対1の緊迫したものです。
敵が完全に悪人顔に描かれているのも特徴です。(笑)

内容

今回は剣心の心情から3部に分けてまとめていきたいと思います。

1章 伝説の人斬りから殺さずの流浪人(1-7巻)

幕末の時代伝説の人斬りとして暗躍していた剣心は明治になり流浪人として薫(本作のヒロイン)の運営する神谷道場に居候することになります。剣心は殺さずを貫くために刀は逆刃刀(刃が本来とは逆にある)を持ち歩いています。

この章では様々な剣客が「人斬りとしての剣心」を倒そうと挑戦してきます。後に同じ神谷道場で暮らすことになる左之助、ライバルとして仲間として戦う蒼紫、斎藤などたくさんの猛者が戦いを挑みます。剣心は殺さずを貫きますが時に、心の奥底に押し込んでいる「人斬りとしての剣心」が出てきます。薫を守りたい気持ちが高まったとき、幕末の時代を思い出したときに人斬りの剣心に戻ります。「人斬りとしての剣心」を「普段の流浪人としての剣心」がどのように抑えていくのか、人斬りに戻った時の剣心の強さはそれほどなのかわくわくしながら読めます。

この章での弥彦はスリの仕事から足を洗い神谷道場に入門します。人を守りたい気持ちはありながらも実力はまだまだこれから。毎日稽古はしてはいるが、まだまだといった感じですね。剣術について剣心の戦いを見て勉強しています。

2章 剣心自身が生きようとする意志(8-18巻)

本作で一番の強敵、志々雄真実と戦うために京都に旅立つ章になります。師匠との再会もあります。そもそも剣心が流浪人になったのは、人斬りとして色々な人を殺めことの償いのためでした。それで殺さずの信念を貫いてたのです。師匠との再会は奥義の伝授を受けるためです。そこで「償いのために殺さずを貫いているがあまり、自分の命を軽く考えている」と指摘を受けます。仲間、薫の存在がそんな剣心自身の「生きたい」という意思を強くさせ、奥義を受けることができました。

奥義を携えて、最強志々雄をどのように攻略するのかとても面白い章となっています。志々雄は意外と策士で様々な戦略を練ってくるところも面白いです。志々雄の格好はミイラとしか思えないのですが、どこかかっこよさがあります(笑)奥義は志々雄に効くのか?実際に読んでみて下さい。

そして弥彦はというと少しずつ剣士としての自覚も芽生え、日々の稽古も熱心に。剣心が道場を去った後は、薫を励ましたり、守ろうとしたり少しずつ大人になっていきます。そして剣術も志々雄の幹部を一人倒すまでの力をつけていきます。

3章 剣心の意思を次の時代へ(19-28巻)

この章での敵は剣心の元嫁の弟、縁です。幕末の時代に剣心は結婚していたことがわかります。その嫁を剣心は殺していたのです。理由や状況は色々ありますが、事実は左記のとおりです。それを縁が目撃しており、復讐劇が起きるのがこの章になります。

縁とのバトルで剣心は薫を守ることができず、殺されます。後に薫は死んでいないことがわかるのですが、剣心は酷く落ち込んで人生を捨てた者たちが集まる「落人村」に身を落とすこととなります。そこからどのように復活し、元嫁との過去を乗り越えていくのか、そして薫との関係はどうなっていくのかクライマックスまで目が離せません。

弥彦の成長が著しいのがこの章です。志々雄との戦いの後、自分の無力さを痛感します。薫に奥義の伝授を懇願し、日々その稽古をつけてもらうことに。そして「落人村」に剣心が落ちた時には、自分がバラバラになっていく仲間をまとめます。縁の仲間が町に攻め込んできたときは率先して戦いに出ました。ストーリの最初ではただの子供っていうイメージでしたが、一人の剣士としてとても頼もしかったです。

まとめ

子供の時に見ていたこのアニメは自分には少し難しくあまり好きではなかったのを覚えています。舞台が明治というのも馴染めなかった要因の一つだと思います。

大人になって読んでみると戦いだけではなく、人の思いやり方、支え方、成長にとても感動しました。90年代のジャンプマンガはとても面白いと聞いています。これからも色々な作品に触れて紹介していこうと思います。

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