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<医学書>絶対わかる 抗菌薬 はじめの一歩

薬剤師向けおすすめ書籍
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<医学書>絶対わかる 抗菌薬 はじめの一歩    矢野晴美著
羊土社出版2010年初版
オススメ度(5段階評価):5
#抗菌薬#感染症認定薬剤師#レジデント#研修医#薬剤師#感染症
#細菌感染#抗生剤
抗生剤を基礎の基礎からプライドを捨てて学びたい方にオススメです。
ちなみに僕は2回は読みました。

 

 

はじめに

抗菌薬を勉強するための専門書になります。研修医、薬剤師がまず最初抗菌薬を勉強するには最適な本になります。各抗菌薬の特徴が分かりやすく書かれています。この本を1冊理解できると先輩からはよく勉強しているなと褒められると思います。



概要

それぞれの抗菌薬を中心に細菌などがざっくりと書かれています。
ざっくりとしたスペクトラムを掴むことができます。臨床的な事や治療、各細菌の特徴を掴むためには他の本を読む必要がありますが、抗菌薬の特徴を勉強するだけなら本書で十分です。少し古めの本ですが、問題は特にないと思います。
章末には問題や臨床事例が記載されています。

内容

細菌は大きく分けるとグラム陽性菌、グラム陰性菌、嫌気性菌になります。グラム陽性菌には腸球菌、黄色ブドウ球菌、レンサ球菌、グラム陰性菌には大腸菌、肺炎桿菌、SPACE(院内関連感染を起こす菌の頭文字)、嫌気性菌にはバクテロイデスフラギリスなどにざっくり分類されます。抗菌薬はこれらどれに効果があるのか勉強しているとよく分かるようになります。
これを知っているだけで他の薬剤師、研修医より1歩リードできます!!



ペニシリン系
開発された経路を辿るとカバー出来る細菌の範囲が分かります。
セフェム系
第1世代はグラム陽性菌に効き、世代が進むに連れて陽性菌には効きにくく、逆に陰性菌に効くようになります。第4世代は陽性菌にも陰性菌にも効くイメージです。
ニューキノロン系
スペクトラムは広めです。細胞壁のない菌にも効果があることが特徴です。SPACEカバーもできます。薬によっては、嫌気性菌や一部の菌には効果がないこともあるのでそれぞれの薬剤のスペクトラムは見る必要があります。
マクロライド系
細胞壁のない菌にも効果があります。グラム陰性菌の一部のカバーが主になります。
テトラサイクリン系
細胞壁のない菌にも効きます。グラム陰性菌の一部をカバーします。

まとめ

抗菌薬のスペクトラムの基礎を学ぶのには最適な本です。
まずは、どこら辺の菌に効果があるのか雰囲気を知るところから始めましょう!この本をマスターするだけで、他の人とは差がつきます!



目次

Lecture1スッキリわかる感染症へのアプローチ
1感染症診療の基本事項
2抗菌薬の基本事項

Lecture2これが必須の知識
~各抗菌薬の特徴と使い方~
1ペニシリン系抗菌薬
2 セフェム系抗菌薬とモノバクタム系抗菌薬
3カルバペネム
4グラム陽性球菌カバー薬
5アミノグリコシド系
6ニューキノロン系
7マクロライド系
8クリンダマイシン
9テトラサイクリン
10メロトニダゾール
11ST合剤がある事

いざ実践!CaseStudy

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