この記事をかいた人
かばさん(妻)
かばさん(妻)をフォローする

<小説>神様からひと言

本の紹介

<小説>神様からひと言 荻原 浩著 光文社 初版:2005年
読書時間:6時間
オススメ度(5段階評価):5
#会社員#転職#食品関係#長編小説#お客様センター#クレーム対応#退職願#社会人入れ墨
日々の会社生活に疲れている方、上司や先輩にイライラしている方、少しくらい不真面目になりたいと思われている方にオススメです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

神様からひと言 長編小説 (光文社文庫) [ 荻原浩 ]
価格:754円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)

楽天で購入

 

 

はじめに

今回紹介する本は長編小説ですが、展開が早く一気に読むことが出来ると思います。主人公が「仕事」を通して精神的に成長していく様子がわかりやすく書かれており読みやすいです。2005年に出版された本でインターネットや携帯電話を全ての人が持っているわけではなかった時代。00年代のレトロ感もあり個人的にはかなり気に入った小説です。スマートフォンのない古き良き時代を味わっていただけたら幸いです。

概要

主人公はティンバーウルフの刺青を肩に入れている27歳佐倉涼平。玉川食品という漬物やインスタントラーメンを販売する会社に転職します。前職での経験から販売促進課に配属になりますが、早々に問題を起こし社内のごみ箱お客様相談室に配属になります。相談室というのは名前だけでクレーム対応が主な仕事です。配属先の上司は個性的な方ばかり。カップラーメンの作り方が分からないとういクレームから始まり漬物に虫が入っているなどのクレームなど様々なやり取りを乗り越えて涼平は成長していきます。涼平の無鉄砲さにハラハラしながら、笑いもあるストーリーとなっています。いくつか名言もあるので紹介します

名言

「鍋を出ればなんの優劣もないおでんの具」
仏頂面でパワハラ気味に当たってくる上司も偉そうに会議に出席している役員も会社の外に出てしまえば、ただの人です。他の職場で仕事ができるのは1部の人だけ。みんなおでん鍋の中であがいてるということ。

「サラリーマンってなんですかね。
会社に人質をとられているようなものかなぁ。嫁さんと子供。
だから辞めるに辞められない。」
涼平がお客様相談室に移動になった時、仕事を辞めようと考えました。辞めてしまうと家賃が払えなくて困ることに気づきます。その時上司の篠崎氏からみんな同様に会社に人質に取られていることを教わります。

「出世ってなんですかね。
上にしがみついて、下を蹴落とす。
上司にペコペコ、部神ガミガミ、ネチネチ。
他人に厳しく、自分に甘く。
そういう人間が出世する。」

玉川食品はクレームの根本を解決しなかったり、下請けと悪い関係があり、古い体質がなかなか改善されていない会社です。上層部の状況がおかしい事に気が付き始めた涼平が篠崎氏から言われた言葉です。

内容

この小説は3部構成になっています。
1上司と喧嘩しお客様相談室に島流し編
2お客様相談室で日常業務編
3上司篠崎氏大暴れ編(笑いあり)
4会社改革編

まとめ

長編小説ですが、登場人物の性格がよくわかり途中で話が分からなくなることもなかったです。内容も分かりやすく小説をあまり読まない方でも読みやすい内容です。名言が各パートに散りばめられていてとても面白い小説です。

フォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました