子育ての本。「ほめ方叱り方」

本の紹介

「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオクスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方𠮟り方」 島村華子作

読書時間:6時間
オススメ度(5段階評価):5
#子育て#人間関係#上下関係

 

はじめに

今回は子育て本の紹介をします。1歳の子供を育てるお父ちゃんをしています。はっきり言って子育てはわからないことだらけ。できる事なら正しい子育てを誰かに教わりたい。

この本の子育てにおける対象年齢は3歳から12歳です。ほめ方、𠮟り方でその子の今後の成長に影響してきます。ほめ方、叱り方は子供だけでなく上司部下、先輩後輩関係にも応用できます。

概要

 無条件子育ての大切さ

「アメとムチ」での子育てを本書では「条件付き子育て」、反対に子供の行動に関わらず愛情を注ぐ子育てを「無条件子育て」と言っています。そして「無条件子育て」の大切さを推奨しています。「条件付き子育て」は行動の結果に対して、「無条件子育て」は行動の理由にフォーカスし愛情を注ぎます。できたこと、できなかったことに対して、一言で終わらせるのではなく、子供としっかりと会話することの大切さを終始教えてくれます。では具体的に、1章ほめ方、2章叱り方という感じで紹介していきます。

 ほめ方

ほめ方には3つあります。
①おざなりなほめ
例「すごい」、「上手ね」具体性にかけるほめ方
②人中心ほめ
例「優しいね」、「かわいいね」、「頭がいいね」性格、外見、能力といった表面上の特徴をほめる
③プロセスほめ
例「がんばって最後までやり切ったね。」、「色んな方法で頑張ったね」努力、過程試行錯誤した手順をほめる

③が無条件子育てのほめ方です
①、②でほめると「ほめられ依存」「チャレンジ精神の低下」などあまり良い影響がありません。
③でほめるとチャレンジ精神が強い、積極的な子に育つ傾向にあるようです。では具体的にどんなほめ方が良いのでしょうか。
「努力したこと」、「チャレンジしたこと」、「やり方」を「具体的」に「子供に質問しながら」誉めます。
かなり工程が多いので大変ですよね。つまり子供としっかり会話をしましょうと言うことではないでしょうか。子供の頑張りに対して「すごい」一言で終わらせず、「会話」を楽しむと良いのでしょう。

 叱り方

叱りかたはほめ方と同様に1⃣努力やプロセスを叱ることが大切です。それに加えて2⃣「ダメ」「違う」をできるだけ使わない。3⃣親の気持ちを伝える。この3つが大切になります。
1⃣努力やプロセスのどこが具体的に良くなかったのか、どのように改善すればよいのかを伝える必要があります。頑張りを次につなげてあげることが大切です。
2⃣「ダメ」、「違う」→「そうだったんだね」、「わかるよ」に変換し肯定することから入ります。そしてどうしてその行動をしたのか具体的に聞きます。そこでどこがダメだったのか説明します。
3⃣「私」が具体的にどのように感じたのか子供に説明してあげましょう。子供のした「事実」で私がどのように「感じたか」を説明するといいですね。
ex)子供が弟とおもちゃの取り合いになり蹴って泣かした場面です。

弟蹴るなんて僕は悲しいな。弟は落ち込んでるよ。何があったのかな?おもちゃの取り合いになったのね。けんかにならないためにはどうしたらいいと思う?そうだよね、じゃー次からそうしてみようか。

 

実践編

 

 

まず目標として子供には将来「自分で考えることのできる子」になってほしいです。社会の概念や常識にとらわれず、自由な発想で自分の考えを持てる子になってほしいです。そこで親として今回の「ほめ方」、「叱り方」を実践していきます。
ちなみにうちの子供はまだ、1歳なので話せません。今できることは、僕たちの口癖や考え方を見直すことです。

 

 ほめ方(実践編)

まずはプロセスをほめるんでしたよね。

①食事編
ご飯を沢山食べてくれたときは「すごい。よく食べたね」とほめています。これを「今日はたくさん食べたね。いっぱい食べて大きくなろうね。大きなお口が開いているね。自分の手でつかんで食べられたね。」と変換するといいでしょうか。

②歩く編
はいはいや歩き始めた時「わーすごい。○○くん、さすが。お兄さんになってきたね。」と言っていました。これは「何回こけてもあきらめずに頑張ったね。すこし時間はかかったけどできるようになったね。この調子で明日からも歩く練習していこうね」となりますね。
③今後の成長
勉強、スポーツなどでほめるシーンはいくらでもあると思います。その時は「すごい。よくやったね」ではなく、「一所懸命やったもんね。時間かけてもやりきったね。どのあたりがきつかったかな??」など子供としっかり結果が出るプロセスまでを話していこうと思います。

 叱り方(実践編)

頭ごなしに叱るのはNG。まずは子供がしたかったことを理解するんでしたよね。

①食事編
なかなかご飯が進まなない時「なんで食べないの?もういらんのか?」といらいらいしています(笑)これを「どうやったら美味しく食べてくれる?まだ、おなかがすいてなかったか?自分の手でつかんで食べてみる??」という感じになります。叱るのは難しいです(笑)

②歩く編
はいはいや歩き出すと子供にとっては新しい世界がそこにはあります。つかまり立ちするには明らかに不安定な場所、ドアが開いていれば脱走はする、正直危険がたくさんあります。「だめ、危ない。あんたはこっちにいなさい」と危険な物を親として取り上げていました。「自分で考えられる子になってほしい」と思っている割には考える材料をすべて取ってしまっています。これを改善するには、危ない物の近くには親が必ず近くで見ておき、実際にそれをするとどうなるかしっかり教えるのがいいでしょうか。「ここに興味があっただね。ここを降りると頭打っちゃうよ。ここは危ないからお父ちゃんがいるときにまた来ようね。」となります。
実践するには非常に難しいですね。(笑)

③友達と喧嘩編
まだ、友達がいないのでこれからのことですね。「けんかしたらダメでしょう」ではなく、「どしたん?なにかあった?それがいやだったんか。それなら次からはどうしたらいいと思う?」などけんかに至った経緯を聞き、次に繋がるように一緒に考える必要がありますね。

まとめ

本で読んで知識をつけることは簡単です。それをそのように実践に落としていくかが大切になります。そして普段冷静な時にはここで学んだことが出来たとしても、急いでいる時はそれもできなくなりますよね。子供が良いことをした時も悪いことをした時も、しっかり話を聞き、より良い親子関係を築く必要があると思いました。

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